ちょっと長いの書きすぎて疲れたたのだが、だいたい書き尽くしたような気もするので終わりにしようかと思ったのだが、勢いというのはなかなか止まらないようだ。どうせだからノっているうちに書いておこうということで、「六本木で働いていた元社長のアメブロ 」に勝手に感想とか書いてみるのである。


再度宣言しておくが、こっちに書いているのは基本的に「異義あり」の部分だけ抜き出しているので、全部反対しているように見えるかもしれないが、それは賛成というのはあえて書いていないから当然そう見えるだけなのだ、と言い訳も書いておいて、選挙にでたことある俺が、政治について書いてみたらどうなるか。 へ突っ込んでみる。


これはまさに「経験者は語る」ということで面白いですよね、経験者と非経験者の違いは埋めようもないものがあって、そこがキモなのだが、


自民党の総裁選びって小泉さん時以外、大体予定調和な感じ。競馬新聞で二重丸のオッズ2倍割れの本命馬がぶっちぎりで勝つ感じ。だから、馬券としたら、面白みがない。だから、さほど世間の関心も、盛り上がらない。

ていうか要するに他人事だからではないのか?自民党員なら別だけど、総裁選びなんてノンポリの浮動票派には関係ないからだと思う。衆院選挙ともなってくると、話は別だけど。実際はもっと無関心なのに、マスコミがことさら騒ぎにしようとしている、という演出っぽさがプンプンする。


だからといって民主党に政権交代したって、実際のところ、自民党の二軍みたいな政党だと私は、思うから(人材的にも、主義主張をみても)、まあ大して盛り上がらないでしょうね。

ということは、元社長氏は民主党が政権持ってもやっていけると見ているのだと想像する。それは少し意外だ。あくまで私見だが、もし民主党が政権取ったら、年金は支払われなくなるだろうし、増税ならまだいいけど、もしかすると国債を全部無効にするとか言い初めて大パニックになるのではないか、と期待しているのである。自民党二軍という見方は巧いような気もするが、どちらかというと二軍よりは二の舞という感じがする。


私なら竹中平蔵さんを推す。まあ、本人はやらないと思うけどさ。私が会った政治家であんなに頭脳明晰で、わかりやすい演説をする人はいなかった。もう政治家じゃないけどさ。

それは何となく分かる。政治は理念だ、というような背景というか、そういうベースに基づいた発想だろう。私は竹中氏は普通にありきたりのことしか知らないので、そのあたりは特に議論する資格はないと思うのだが、一つ決定的に私の政治感で違っているのは、党のトップのような立場の人は、頭脳明晰とか、わかりやすい、ということは二の次で、最も重要なのは政治力だと思っていたのだ。


つまり、政策云々じゃなくて、野党のトップだとか、海外も含めた財界の要人、各地域のキーマンとの交流、そのような対人関係力が一番重要だと思うのである。言い換えれば根回し力だ。政治はどうするかというと、具体的なことはブレインに任せてしまえばいい。むしろ有能な参謀を持つことが極めて重要だと思うのである。一人で全ての問題に最適解を出すなんてのは、現在の情勢を鑑みるともはや不可能なのは当たり前で、それを誰かにやらせる能力、というのがトップに求められると思うのだ。


だから、もし竹中氏が堀江氏の主張するような能力を持つのであれば、表に出てくるのではなくて、出るとしても官房長官あたり、それよりも、表には出てこない、裏のトップとして位置づけるようなチーム構成が適しているような気がする。


政治という意味では、大臣のように表に立つ人たちではなく、実際に専門知識を駆使してプランを立てる、このブレインという位置に立つ人たちが非常に重要だと思うのだが、あまり選挙でそういうところが論点になることはない。ブレインがヤバいとどういう結果になるか、なんてのはまさに堀江氏が一番よく理解していることではないだろうか。とか思ったりするのだ。